昭和初期に故・川上仁市(初代)が大阪や東京での大工修行を終え、故郷・佐渡島の両津町湊(現在の佐渡市両津湊)で創業し始めました。

 その後、2代目・川上光太郎へ技術を継承し、現在に至ります。
 光太郎は先代から引き継いだ技術や仕事内容に留まる事無く、元来好きであった「寺社建築」を独学で体得し、佐渡の寺社建築の新築や改修工事へも取り組むようになりました。
 また近年は、これまでの技術やノウハウを活かし、若いスタッフと共に「佐渡の古民家再生」にも、積極的に取り組んでいます。

 「知恵や技術を持つ者にとって、腕を振るう場所が在ること。それ自体が幸せである。」
 「腕を振るう者は、(手を抜く事無く)現場を良くして行く事以外、考える必要は無い。」
 「仕事を請け負う事は、子孫を授かるぐらいありがたい事である。それゆえ現場を疎かにしてはいけない。」

 ・・・という精神は、今も創業者より受け継がれています。

文:川上 巧(たくみ)


◇主な業務内容
 1.木造建築物の設計
 2.木造建築物の施工


◇事業所の案内
 新潟県佐渡市新穂潟上1543-1(案内地図のリンク
 電話番号 0259-22-3810(ファクシミリ兼用)