第一部「花と佐渡をうたった作品」
佐渡 若林 柳一選 応募総数 328句
特 選 佐渡観光協会理事長賞
朱鷺が舞い 桜も舞った能舞台 坂井 マサコ (加茂市)
準特選 佐渡テレビジョン賞
佐渡なまり 覚えて佐渡の花になる 塩田 悦子 (阿賀野市)
準特選 佐渡テレビジョン賞
無名異の 一輪差しが花を恋う 吉田 甚吾朗(燕市)
秀 句
カンゾウに 招かれ佐渡の嫁になる 田中 セイ女 (新潟市中央区)
しゃくなげが トキの勇姿に恋をする 長谷川 朱嶺(三条市)
花びらの はらり世阿弥の想いなど 石川 実也子(新潟市秋葉区)
佐渡の花畑で蝶になるわたし 野島 正夫 (三条市)
朱鷺が舞い 花ほころびて島が沸く 影山 次晴 (佐渡市下新穂)
佳 作放された朱鷺 本州の花も好き 披田野 みゆき(阿賀野市) |
トキの島 佐渡に生まれて花と住む 菊池 サエ子(佐渡市徳和) | |||||
【選 評】
人それぞれに系図があるように、佐渡の花たちにも島の風土と歴史の中で、代々生き抜いてきた悲喜こもごもの想いが息づいています。今回の募集に際しては、県内各地から多くの作品が寄せられ、誠に嬉しい限りです。ただこの第一部は、「花と佐渡」 という二つの課題が重なっている為、どうしても作句時の視野が限られ、結果として同想句が多くなりました。
特に、佐渡の象徴である「朱鷺」の句が多く、その予選とも言うべき「朱鷺」同志の一次選考には苦しいものがありました。又一方では、皆さんが佐渡のことを良く理解してくれていて、いろいろな目線で詠ってくれたことにより、入選作品全体としては話題にバランスがとれ、佐渡の自然と文化の素晴らしさをまとめることができ、大変嬉しく思います。「一句は一花」ご応募下さった328句に感謝いたしますと共に、この「花川柳」を通じて、佐渡への関心を一層高めていただきますように、心から願っています。

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