私のすすめる佐渡その2
(ゆっくり1日コース)

小佐渡半島(小木半島を中心)をめぐるコースで、真野町から出発。町の外れに真野宮・真野御陵がある。お参りすることをすすめるが、真野宮の横に「佐渡歴史伝説館」が有るので是非立ち寄って見るとよい。その中で、佐渡は民話が多く伝わる所であるが、その語りべである老婆の人形が実にみごとである。口元の動きやしぐさが人間そっくりで本当に人が語ってくれているのかと思うほどである。そして、愉快な事にその老婆の話しを食い入るように聞く坊やがすぐ目の前にいる。「坊や、そこは入っていけないところだよ」と観光客で注意した人がいると聞くが、野球帽をかぶった子供の人形と知って驚かされる。

真野宮を通り過ぎて車で10分、山に入る。目的は「梨の木地蔵」である。真野から赤泊にいく途中の梨の木峠に、地蔵堂がある。子供の平癒を必ずかなえてくれる地蔵で、願いのかなった親たちが、身代わりの地蔵を持参したことから、今や数千という数になっている。縁日は8月24日である。

真野町から小木町に向かって国道を走ると、まもなく海岸線にでる。走っていくと海側に高い岩が1つ見えてくる。真横から見ると人の顔そっくりの人面岩である。駐車場も用意されているのでちょっと降りてみるのもよい。

真野から国道を走っていくと、途中に大ワラジが吊り下げられている。「このように大きなワラジを履く人間がいるのだから、疫病神なんか来たってだめだよ」という意味である。
(注、よく見過ごす。真野から海岸線を走り、山道に入って上りきると直線の道路になる。その道路の先に民家があり、そのちょい先。右側に少し広い場所があり鉄柱にぶら下がっている。見つけられるかな?そこらで誰かに聞こう。本当は民家のある地区の両側に有るのですが、もう一方は見つけづらいので省きます。)
佐渡で一番最初に金が採れた所は、有名な相川の金山ではない。小木半島に向かう途中に西三川という所があるが、そこは平安の昔から砂金が採れていた。そこに「ゴールドパーク」がある。実際に砂金が採れた場所はずっと川の上流であるが、現在でも川底の砂を当時の方法で処理すると、わずかではあるが見つかるらしい。つい最近まで砂金採りを続けているおじいさんがいた。「ゴールドパーク」で砂金採りの体験をしていくのも良い。

蓮華峰寺はアジサイ寺として有名である。弘法大師が開基したと伝えられる古刹。金堂は室町時代の建物で、弘法堂・骨堂ともに国の重要文化財に指定されている。


小木港では、たらい舟に乗ることに人気が集まる。港内でも乗ることができるが、車で5分の所に矢島・経島がある。ここでは静かな入り江の中で美しい島を背景に、たらい舟に乗ることができる。ここを薦めたい。

矢島・経島から帰って来る際に海潮寺に寄るとよい。順徳上皇は佐渡へ流されたが、お手植えの桜とされ国の天然記念物。開花時には、不思議にも一重と八重が同じ木同じ枝から咲き乱れる珍しい桜である。
次に宿根木に向かって走るが、途中の山の中に昼なお暗い洞窟の岩屋さんがある。太古の昔は海でありその時に出来た洞窟が隆起したものと聞く。
内壁には、平安とも室町時代ともいわれる半肉彫りの摩崖仏があり、信仰の場である。

少し行った所に小木民俗博物館がある。宿根木は文化・文政の頃を中心に回船をもっていたところだけに、船大工用具などをはじめ、小木地方の生活文化資料が豊富に集められている。

また、同資料館には千石船が展示されている。平成8年から9年にかけて総工費2億8000万円をかけて復元されたものである。安政5年(1858年)に宿根木で建造された「幸栄丸」の設計図をもとに、忠実に実物大に復元し、地元の白山神社にちなんで現在は「白山丸」と名付けられている。

    

宿根木は、江戸時代に回船業の集落としてし栄え、「千石船と船大工」の町である。入り江の狭い地域に家屋が密集する町並みには、板壁や石畳の面影がそのままに残され、国の重要伝統的建造物群の保存地区に指定されている。
三角形の家

次に沢崎燈台を目指そう。近年橋が完成し、快適に半島を一巡する道路ができたばかりである。深浦という所に大きな入り江があり、今までは半島の山を上がり遠回りして行かなくてはならず大変不便であった所だ。

燈台付近で休息。海岸線は、不思議にも水平面とほぼ同じ高さで平らな岩が続く。海苔畑である。冬の寒波が厳しい時、びっしりと岩海苔が付くのである。

ここから江積(えっつみ)地区を通って先程の高台の道路にもどるが、楽しみな事がある。海岸の小さな舟置き場には、必ずたらい舟があちらこちらに逆さまにふせられて無造作に置かれていることである。特に江積漁港には多い。またそれで漁をする姿に会えるかもしれない。乗ったたらい船は観光用で、佐渡では実際に使用されている。

最後に素浜(そばま)海水浴場に寄って行こう。佐渡では一番広い砂浜海岸で4kmも続く。絶好の海水浴場であり、キャンプ場でもある。




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