陰線と仕上げについて

陰線は後でまとめて

　足は、陰線は後にして、線だけ引いていきます。陰線はまとめて引いたほうが速く仕上がります。

髭を工夫

　陰線はこのように、本体の中まで髭を入れておきます。坊主（髭の無い）で陰線の場合は、本体の中に、線を入れておけば良いでしょう。これを忘れると、陰線なのに陽線となってしまって、何もなりませんから注意してください。

一年ごと休みを入れて確認

　ここでは１年分だけ描いてみました。今迄のコツをマスターすれば、１年分なら、５分もあれば描けるはずです。無駄な動きを極力減らし、１年毎にちょっと休んで、足を見ていく。この方法でやれば、３００枚のグラフも、すぐに揃うはずです。場帖には、日付を間違えないように、チェックを入れておくと良いでしょう。グラフの位置と、場帖の位置が離れてきたら、場帖を取り出して、１年毎に折り、グラフの上においておけば良いでしょう。

ペンも自作で

　陰線は、始まりと終わりを奇麗に仕上げる為、まず引き終わり側に少しだけ線を入れ、反対から、一気に描くと奇麗に描けます。ここでは、左から右に引いていますが、ペンの特性上、右から左に描けば、一度に描くことが可能です。ペン先を線の太さと同じ幅に、カッターで斜めに切り揃えておくことがコツです。

道具でスピードアップ

　１年分仕上がった状態です。このように、従来のグラフ用紙より、簡単に奇麗に描くことができるのがWinsoft製のＦＡＩ専用グラフ用紙です。とっても便利ですよ。