舞茸(まいたけ)の原木栽培のご案内

きのこの栽培 ■原木舞茸の栽培方法
【 舞茸の説明 】
舞茸はサルノコシカケ科の茸(キノコ)で、キノコ狩りの名人が深山に分け入り 舞茸を見つけて「嬉しさのあまり舞い踊った」様子からその名前が付けられたとされています。
昨今は、皆様方周知の様に市販のキノコは自然の収穫時期とは関係ナシに 周年栽培が年々益々盛んになり、消費する側からは“一年中いつでも店頭に並んでいて便利”なのですが、 その反面「より短期間で、どれだけの収穫量を上げるか」という生産効率を優先するあまり 、 『キノコ本来の“風味”や“味わい深さ”や“コク”』が無くなっている事にお気付きかと思います。
工業的に生産される周年出回りのハウス栽培品の一部のキノコでは、その母体となる培地において、木を粉砕したオガ屑を全く使わずに “トウモロコシ軸の乾燥破砕品やオガ屑代替品を使い栽培した品物が大量に出回っている”と云う現実があります。
“木(キ)の子(コ)”であるべき“茸(キノコ)”が、“トウモロコシ等の子”になっているようで、これは一体どう云う事でしょうか?
私共では、長年のキノコ培養栽培技術に基づきまして、誰でも+どこでも+お手軽に栽培が出来きて、なおかつそれに加えて、『天然物と同じ品質の“舞茸本来の美味しい味わい”を取り戻したい』と云う事で、 “舞茸の完熟ほだ木の利用による自然栽培法”作りに取組みまして、この方法により『オガ屑ハウス促成栽培品の6倍美味しく、 天然物と同じ程の品質の大株舞茸の栽培・収穫が可能』になりました。
この栽培方法は完全無農薬・無肥料栽培は云うまでもなく、 『環境にもっとも優しいキノコの栽培スタイル』なのです。

マイタケの食べ方

きのこ栽培用ほだ木の販売 ■イオン(株)・フード・アルチザン(食の匠)
私共の原木舞茸は、 イオン(株)・ジャスコのフード・アルチザン(食の匠) に審査合格・採用にて、秋の発生収穫シーズン中に 新潟県内の数店鋪にてお取扱い頂いております。

きのこ栽培用ほだ木の販売 ■きのこ栽培用ほだ木の販売
庭や畑の植え込みの下、雑木林の土中に埋め込み時折散水するだけ。 秋の3~5年ほど天然物と同じ美味しい舞茸・ナメコ・クリタケ等のキノコが次々に発生します。
初めての方でも大丈夫! 栽培用落葉・説明書付きです。
都市住宅地から標高1300mの山間地まで栽培可能です。 (現在のご利用は、北海道稚内市から九州の種子島まで、又、東京都内の方もおられます。)
※ご家庭での栽培にご不安な方は相談も受付けますし、私共の栽培地(現在二ケ所で 約1万床伏せ込み中)の見学も可能です。事業用ご検討の方は是非どうぞ。

きのこ栽培 -舞茸の栽培方法の違いのよる品質の違い-

違う部分\栽培方法 野外での原木自然栽培の舞茸(マイタケ)の品質
(私共の『舞茸ほだ木で収穫した舞茸』)
菌床利用のハウス栽培の舞茸(マイタケ)の品質
原材料 コナラ原木+小麦糠少々 オガ屑や乾燥トウモロコシ軸(茎)+栄養源(トウモロコシ糠・小麦糠)+栄養剤(菌糸活性剤)
収穫 一年で、秋1回のみ。 一年に6~8回(作)収穫。
形態 傘部が小さく茎部が多くなる。 茎部が少なく傘部が多い。
肉質 野外は日温・湿度較差が大きい為に天然物と同じく肉質が締まる。 一定温度条件下で生息させるために軟らかい肉質となる。(俗称:もやし舞茸)
歯切れ 肉質がち密な為の歯切れが良い 肉質が軟らかい為に歯切れが悪い
水分 野外は通風も良い為水分が少ないキノコが出来る。 空中湿度を少なくすると生長が悪くなるので過湿になり水分が多いキノコが出来やすい。
色の落ち 黒色のマイタケは料理すると色が落ちるが原木栽培ものはその落ち方が少ない。 施設栽培ものは軟らかく出来ている為に色が落ちやすい。
風味・味わい 天然物舞茸と同じく、とても美味しくコクのある豊かな味わい。 風味・味わい共に舞茸本来の品質と大きく掛け離れている。