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NHKさわやか自然百景

佐渡の海NHK

佐渡の森NHK

初夏の佐渡NHK

海を渡る  beyond the sea


1991年、マルダイは住友商事との共同開発により、中国黒竜江省から<海河兼用船>により ≪アムール河→ハバロフスク→千島北→日本海→直江津→マルダイ≫の新ルート開発に成功。
宮越馨直江津市長主催の大レセプション祝賀会を開催した。
中国大豆を直接新潟県に輸入する、先人から引き継いだ海にかける熱き心の発露でありました。



中国大豆を満載した朝鮮清津港からの貨物船が、昭和初期の羽茂港には常時沖がかりした。
沖かがりした貨物船からは艀で大豆は丁持ちされ、マルダイ専用桟橋に荷揚げされた。

マルダイ持ち船・初代幸福丸
羽茂→新潟を結ぶ貨物船。

樺太キャンペーン

マルダイ持ち船・2代目幸福丸
羽茂→新潟を結ぶ貨物船。昭和40年新潟港で遭難沈没
マルダイ営業の真骨頂は海を越えること。
原料の調達はもとより、市場の大半は海外市場にありました。満州・台湾・朝鮮・樺太そして北海道。中でも樺太市場は マルダイの独壇場で、市場占拠率90%を超える快挙。爾来、北海道のNO1は昭和50年代まで続く。
海外に進出すること、地元同業者と競業しないこと、この商法は昭和40年代まで堅持されました。


黒竜江省「栄誉証書」 1999年、マルダイは黒竜江省より大豆新ルート開発を讃え「栄誉賞」の伝授を得る。